福岡・レコード買取の日々から見えた、2025年R&Bの“新しい潮流”とは

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久しぶりに“来た”ウェーヴ

最近も福岡市西区の当店には、ジャズ、ブルース、ソウルなど古い黒人音楽のレコード買取が続いています。最新の音楽も毎日のように耳には入っていましたが、ここ数年はどうも“突き刺さる曲”がなかったんですよね。

そんな中、たまたま アップルミュージック を流していた時に「あれ?これはいいな」と思う曲に出会い、そこから久しぶりに最新R&Bを聴き込むことに。今回は 2025年のR&Bがどう変わったのか をまとめてみます。

思えば、リル・ウェインがドレイクを育てて、R&Bが“夜の湿度”を持ち始めた頃までは本当に面白かった。でもその後は暗いトラップのテンプレ化が続き、どれも似たような質感が続いて、正直飽きていた。

ところが、この1〜2年で空気がガラッと変わった。

SZA(シザ)、Giveon(ギヴィオン)、Summer Walker(サマー・ウォーカー)、Kehlani(ケラーニ)、Mariah the Scientist(マライア・ザ・サイエンティスト)、Bryson Tiller(ブライソン・ティラー)、Tink(ティンク)、Teyana Taylor(テヤナ・テイラー)、そして Kendrick Lamar × SZA「Luther」(この曲はケンドリックの入り方が抜群に良い)。さらに ジャスティン・ビーバー の「Yukon」も、いまのR&Bに自然にフィットしていて面白い。

テンポはゆるいのに軽くない。声の深さ、間の取り方、湿度。いわゆる “歌と情緒”がきちんと戻ってきたR&B になっている。

しかもこれは90〜00年代ネオソウルの“生の温かさ”とは違う。**デジタルなのに音の揺れやアンビエント感を出しているところに、いまのオルタナティヴR&Bの良さがある。**デジタルの冷たさと空気の揺れ。この絶妙な組み合わせが2025年の新しさを作っている。

さらに、クリス・ブラウンやジャスティン・ビーバーのようなベテランも、無理なく今のR&Bに溶け込んでいる。若作りではなく、声と曲のセンスが素直に“今の音”に合っているのが興味深い。懐かしさに頼っていないのに、最新の音でソウルの芯に戻っている感じがある。

54歳になって「自分の耳が保守的になったのかな?」と思ったけど、それは違った。ただ単純に、2025年のR&Bが本当に良くなっていただけだった。

久しぶりに「店で流したい」と思えるR&Bが増えてきた。

静かどころか、久々に“斬新なR&B”が生まれつつある。

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