高音質オーディオで大迫力のフィル・スペクター
毎週木曜日は休み前ですので、お酒を飲みます。
せっかくフィル・スペクターの音楽に盛り上がったので、お酒の勢いも兼ねてYouTubeあげました。
その日の木曜日、店でフィル・スペクターのプロデュースによるロネッツ、クリスタルズを聞いていましたが、当店のB&Wのスピーカーとマランツのアンプ、CDプレイヤーに替えて、大音量で「ウォール・オブ・サウンド」を聞いたところ、あまりの大迫力にびっくりして、まるで自分がフィルのようにゴールド・スター・スタジオのコントロールルームにいるようで、CDを聞きながら、スペクター本のエンジニアのラリー・レヴィンとフィルのやりとりをちょうど読んでいたところで、その場で自分がフィルのようにレコーディングしているかのような錯覚に陥りました。
「もっともっとボリュームをあげろ!」そんな感じで、私自身もボリュームをあげると、音の厚みと共に、フィルがハル・ブレインを全面的に信用していたことが分かりました。
ハルはフィルの作る「ウォール・オブ・サウンド」に負けじと、ドラムを叩きまくり、それが単なるオーケストラがやるロック演奏にならずに、凄まじい「オーケストラ・ロック」になっているのです。
さらにこの伴奏に負けてはならぬと、女性R&Bボーカル陣が力強く歌います。
また一発録りにすることで、ロックンロールやR&Bの持つ肉体性が保たれ、モノラルによる音の塊も太いグルーヴを作り上げており、これがR&Bやブルースを起源としたロックであることが強調されています。
この時代のオールディーズの甘い香りや、若さ溢れるサウンドとは違う、まさに「プロデューサー・フィル・スペクター」であり、自身がプロデュースしたレコードに名前を刻んだのも分かる。
アイドルやタレントが歌わされた時代から、来るべき自らの意思を持つビートルズやボブ・ディランらのロック・スターの前に現れたクリエイター第一号であり、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンが嫉妬したのがよく分かります。
7月中古レコード/CD店舗が改装オープン
このYouTubeで最後に述べましたが、7月1日に福岡市西区の店舗が改装オープン致します。
レコードやCDを全て棚に入れて、今まで狭くて、大変だった通路も多少広くなり、レコードやCDも見やすくなります。
また、通路や空きスペースがレジ前にできるので、買取のレコードやCDもスムーズに運べて、もっと、持ち込み買取が便利になります。
ぜひ、7月1日以降、新生アッサンブラージュにお越しください!
福岡のレコード・CD買取致します
国内盤、輸入盤問わず、ジャズ、ロック、ソウル、ブルース、R&B、ワールド・ミュージック、日本の音楽などのレコード、CD、買取、出張買取、店頭(持ち込み買取)、宅配買取致します。
福岡県福岡市の中古レコード屋・中古CD屋アッサンブラージュ。