福岡でレコードやCDの買取を行っているアッサンブラージュです。
僕にとって、音楽はどんな形で聴くかよりも、どう鳴るかがすべてです。
CDでもレコードでも、配信でも。
いい音楽は、どんな形でもちゃんと響く。
だからアッサンブラージュでは、CDもレコードも区別せずに買取しています。
古いCDの中にしかない音もあれば、レコードでしか出ない空気もある。
媒体よりも、その中にある“音そのもの”を大事にしていきたいと思っています。
レコード・CDの買取は、一枚ずつ、きちんと人気・歴史的評価・希少価値を見極めながら、
自分の好みを多少入れながら査定してます。
音の違いは、なんとなく分かる
細かい理屈は分からないけれど、音の違いはなんとなく分かる。
どんな環境で聴いても、息づかいや空気の厚み、演奏者の距離感──
そういうものが伝わってくる音は、やっぱり違う。
ロン・マクマスターのリマスター盤
(写真は代表的なマイルス・デイヴィス「クールの誕生」1998年リマスター盤)や、
日本のエコー・インダストリー盤
(ホームセンターのワゴン等で売ってた安物CDレーベル。
粗悪なものもあるが、音をいじってなくて素直な音が出る)
を聴くと、その違いが静かに分かる。
派手さはないけれど、音が自然に呼吸している。
残された空気がきちんと伝わってくる。
B&Wで聴いたときの気づき
B&Wのスピーカーをいろんな場所で聴いてきた。
どこで聴いても、音が自然で、耳にすっと入ってくる。
中域の出方がきれいで、音の輪郭が柔らかい。
音量を上げても音が荒れない。
むしろ音が開いて、空気の密度が増す。
音の勢いが出ても、どこか耽美に聴こえる。
力があるのに、品が失われない。
B&Wは、音を強くしても音楽が崩れない。
そのままのバランスで、ただ音が広がっていく。
録音の中にある空気や表情を、自然なまま届けてくれる。
LA4のダイレクト・カッティングを聴いた時
西海岸ジャズの実力派が揃ったL.A.フォアのダイレクト・カッティング盤をレコードで聴いたとき、
最初の一音で空気が変わった。
演奏の熱や息づかいがそのまま伝わってくるようだった。
同じ作品のリマスターCDを聴くと、
きれいで整っているけれど、
どこか“体温”が落ち着いてしまった印象があった。
LPは、情報よりも“瞬間”が記録されている。
演奏が空気を動かしたその一瞬が残っている。
だから、耳だけじゃなく、身体が反応する。
音の形より、音の中身
CDでもレコードでも、どんな媒体にもその時代の音がある。
新しいか古いかではなく、
その音が生きているかどうか。
整いすぎた音よりも、
少し揺れていて、人の手の跡が感じられる音が好きだ。
そういう音は、どんな環境でも心に残る。
アッサンブラージュは、そうした“音の中身”を信じて、
福岡でCDとレコードの買取を続けています。
形ではなく、音楽そのものを残したい。
福岡のレコード・CD買取致します
国内盤、輸入盤問わず、ジャズ、ロック、ソウル、ブルース、R&B、ワールド・ミュージック、日本の音楽などのレコード、CD、買取、出張買取、店頭(持ち込み買取)、宅配買取致します。
福岡県福岡市の中古レコード屋・中古CD屋アッサンブラージュ。




