福岡県糸島市からビートルズ・レコード買取!ビートルズ講座の司会やります──レコードで聴く魅力と、私のビートルズ・ベスト10

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福岡県糸島市からビートルズのレコード店頭買取

先日、福岡県糸島市から店舗への持ち込みで、
ビートルズのレコードを買取させていただきました。
今回の買取は重量盤で、BBC音源などアナログで聴く機会が少ないものもあり、
査定しながら聴くととても新鮮でした。

他のLPも改めてハイエンドオーディオでアナログレコードをかけてみると、
音が生々しく、やはりレコードで聴くビートルズの魅力を再確認しました。

そんなタイミングで、福岡市早良区田村のワールド・ミュージックカフェで
50年近くプロのギタリストとして活躍されている Naoさん がビートルズ講座を行います。
11月2日(日)14時から開催です。
今回、私が司会をさせていただくことになりました。

その前に、自分自身のビートルズ気分を整理する意味も込めて、
「ビートルズ・ベスト10」を選んでみました。
私が好きなフィル・スペクターがプロデュースする『Let It Be』から多くなってしまいました(笑)、
後述しましたが『マジカル・ミステリー・ツアー』からの曲が多くなりました。
これも私の好きなビーチ・ボーイズ、ブライアン・ウィルソンからの影響を強く感じる時期です。
今の気分のベスト10ということで。今回は結果的にポールだらけですが、私は完全にジョン派なのに(笑)。

私のビートルズ・ベスト10

1. A Day in the Life

アルバム『Sgt. Pepper’s』の最後を飾る名曲。
最後のピアノ和音が30秒以上響き続ける、ロック史に残るエンディング。
オーケストラのカオスから静寂に落ちていく瞬間が鳥肌ものです。

2. Till There Was You

ポールのスウィング感のある歌い方と、ジョージのクラシックギターが光る曲。
BBC版ではテンポも軽快で、まるで小さなライブスペースで目の前で演奏しているような空気感です。

3. The Long and Winding Road

ストリングスとコーラスが加わった壮大なアレンジが、ポールのメロディをさらに美しく響かせます。
スペクターのアレンジが曲に厚みと深みを加えており、アルバム全体のクライマックスにふさわしい仕上がり。

4. Yesterday

アコースティックギター一本から始まるポール節全開の名曲。
シンプルなメロディと、ジョージ・マーティンの弦楽四重奏アレンジが完璧に溶け合っていて、
ポールのソングライティングが最も美しく結晶化した瞬間だと思います。

5. Let It Be

シングル版よりもストリングスとブラスが厚く、ゴスペル色が強いアルバム版を選びました。
ポールのピアノとビリー・プレストンのローズピアノが重なり合い、曲全体が壮大に響きます。
フィル・スペクターのプロデュースが効いていて、曲にスケール感が出ているのも好きなポイントです。

6. Magical Mystery Tour

ホーンセクションとバンドサウンドが一体となった曲。
ブラスが入ってもロックの勢いがある、ビートルズだからこその曲。
各セクションのアレンジが凝っていて、ジョンのパートが入ると曲全体の雰囲気がガラッと変わります。
コーラスやホーンのフレーズも作り込まれていて、聞き直すと色々と新しい発見があります。

7. The Fool on the Hill

メロトロンのフルート音とポールの少し憂いのある歌声。
メロディが跳ねて美しく愉しくも、穏やかに内省的に仕上がっており、ペットサウンズ期のビーチボーイズを感じさせる。

8. Blue Jay Way

ジョージ作曲。タンブーラのドローンとオルガンが霧の中にいるような幻想を作り出す曲。
リンゴのドラムがタメを効かせていて、実験的なのにちゃんとビートルズのグルーヴが残っています。

9. I Me Mine

もともと短い曲でしたが、単純な短い曲を豪華なポップスに仕上げることこそフィル・スペクターの真骨頂。
同じ演奏テイクを編集で引き延ばし、オーケストラとコーラスを加えてスケール感を増しています。
リンゴのスネアに深いエコーがかかっていて、まるでウォール・オブ・サウンド。
ジョージのギターとオルガンもダークで美しい。

10. Across the Universe

アコギとジョンの柔らかい歌声から始まり、女性コーラスとストリングスが広がる。
深いリバーブとコーラスが幻想的で、スペクターの音作りの魅力が出ている一曲です。
後の『Imagine』につながる世界観を感じます。

次点:Hello Goodbye

『マジカル・ミステリー・ツアー』のLPは本当によくできていて、
改めてビーチ・ボーイズの『Pet Sounds』と比較したくなります。

特に「Hello Goodbye」は、ポールのポップセンスが炸裂した名曲。
ボーカルやコーラスの重なり、展開ごとに入る仕掛け、
そしてエンディング前に一瞬無音になるあの演出まで、
聴くたびに新しい発見があって、ますますペット・サウンズと並べて聴きたくなる一曲です。

追伸

マジカルの重要曲「I Am the Walrus」を入れなかったのは、
ジョンのボーカルがソウル色があまりにも強く、サイケポップというより
後のジミ・ヘンドリックスやサイケデリックロックにつながる流れに聞こえるからです。
このベスト10を書いた時の気分ではなかったですが、
この曲があることでマジカルはより一層カオスになり、アルバムとしての魅力を増しています。

それと「Strawberry Fields Forever」も、ジョンが淡々と歌うのに歌い回しはボブ・ディランのようなニュアンスがあり、
やはり内省的なジョンのソロに近づきつつあります。

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