「1960〜1970年代のブルース・ロック/ブルー・アイド・ソウル名盤」福岡でロックやソウルのレコード、CD買取致します!

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今回は福岡市早良区で以前、買取したブルース・ロックやハード・ロックなどの1960〜1970年代のCDを店舗に出してまして、そこで視聴されたお客さんとの会話をまとめたものと、昼に当店へ来られる常連さんと話した、鈴木啓志氏著「メンフィス・アンリミテッド──暴かれる南部ソウルの真実」とブルー・アイド・ソウルについて、これらをまとめたものが話の中心です。
こういった常連のお客さんとの会話をYouTubeに一人であげるとつまんないので、お酒を飲んで、いざ一人喋りと意気込みましたが、一人だとやはり酔わないし、店ではネットを使って、色々と人名や経歴を調べられるのですが、動画の一人喋りでネットを使うと喋りが中断してしまうので、相変わらずミスが多いです(笑)何卒、ご了承下さい。

フリー周辺の英国のブルース・ロック

今回はフリーのセカンド・アルバムが最高でしたね。
リズム隊の名前が出てこなかったのですが、アンディ・フレイザー(ベース)、サイモン・カーク(ドラムス)です。
アンディ・フレイザーは曲作りにもかなり貢献しており、アレクシス・コーナーやジョン・メイオールといったイギリスのブルース・ロック界隈の大物達から可愛がられ、その才能は並外れていたのは、このアルバムでのプレイで分かります。
その後、1975年にはクリス・スペティングとのシャークスを結成しており、このCDも買取したのですが、これもまたフリーに負けず劣らずのセンスを爆発させますが、長続きしなかったようです。
ドラマーのサイモン・カークもタイム感が素晴らしく、ブラック・キャット・ボーンズでデビューしたらしく(ポール・コゾフも在籍してたとか)、フリーを結成、それからポール・ロジャースとのバッド・カンパニーへと、イギリスのブルース・ロックの中心にいた人物ですね。
フリー周辺を調べて行くと、イギリスのブルース・ロックは色々と見えてくる気がします。

次に話したのが、ずっと好きなアメリカン・ロックのブルー・アイド・ソウル方面です。

アメリカに行く前に、今回、取り上げていなかったのですが、イギリス勢ではプロコル・ハルムもゲイリー・ブルッカーの歌い方がサザン・ソウルのパーシー・スレッジの影響を受けてるし、キーボードの編成なども含め、イギリスの「ザ・バンド」とも称されたような。
ロビン・トロワーのギターも、このバンドではなかなか面白い存在です。
落ち着いた感じのサウンドなのに、ジミ・ヘンドリックスに影響を受けたヘヴィメタルのようなギターを聴かせます。
また、ハモンド・オルガンのマシュー・フィッシャーも個性的です。

アメリカのブルー・アイド・ソウル

さて、アメリカですが、シェール、ダスティ・スプリングフィールド(イギリスですが)、デラニー&ボニー、この3人は前回の買取ブログに詳しく書いてるので、ぜひ、お読みください。
先日福岡市南区で、古い音楽雑誌「ティーンビート」を買取したのですが、1967年の1月号で、シェールもダスティ・スプリングフィールドも共にアイドル扱いされてグラビアに出てます。
それから2年後の1969年、共にアトランティックからアリフ・マーディン、ジェリー・ウェクスラー、トム・ダウドの面々がプロデュースしてソロ・アルバム作られたのは、彼女達がいかに実力派だったのかが分かります。

ロック、ジャズ、ソウル、ブルース、R&B、日本の音楽などのレコード、CD、買取、出張買取、店頭(持ち込み買取)、宅配買取致します。
福岡市の中古レコード屋・中古CD屋アッサンブラージュ。

「アトランティック・レコードのロック名盤」アトランティックのジャズ、ソウル/R&B、ロック、福岡でレコード、CD買取致します!

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今回はアトランティック・レコードの特集です。

アトランティック・レーベルのロック

聞いていた音楽がヤング・ラスカルズ、レッド ツェッペリン、J.ガイルズ・バンドとアトランティック・レーベルばかりだったので、改めてこのレーベルのセンスに脱帽して、喋ってみました。
基本、ビールを飲む時がYouTubeアップする日なので、4日ほど休肝日を開けた後でして、次は金曜日の夜、友人と居酒屋に行くので、このタイミングであげました。
最近はYouTubeにそこまで力を入れてないし、お酒もそんなに美味しいと感じないので、喋りがますます下手になっていて、また、忘れまくっていますが、久しぶりに先程挙げた3つのバンドが「アトランティック」で繋がって、個人的には満足しています。

アーディガンとウェクスラー

さて、私はジェリー・ウェクスラー自伝「私はリズム&ブルースを創った」をかなり前に購入して、まだ序盤しか読んでおらず、これを読まないといけないのですが、最近は疲れもあって、老眼もあり、なかなか重い本がきつくなってきました。
今回喋った内容で、ローリング・ストーンズとアトコの関係ですが、ローリング・ストーンズ・レコードの配給元がアトコだったそうです。
いつもストーンズのレコードを見ると「アトコ」のレーベル・マークが付いていたので、どういう関係か確認せずにいたのですが、今さながら理解できました。
アーディガンとウェクスラーは元々ジャズ・マニアだけに、ウェクスラーは特によりR&B色の強いチック・ウェッブ楽団などが好みだったそうで、ロックにしても、リズムが強い、ボンゾやジョンジー、ボガート=アピス(カクタスもアトコから)、サザン・ソウルのマスルショールズの面々をバックに録音したりと、やはりアトランティックは力強いブラック・ミュージック色の濃いロックが多く、キング・クリムゾンにしてもイエスにしてもっかりとした演奏力のあるプログレ・バンドを好んだと思います。

このようなアトランティックが好んだジャズ、メインとなるソウル/R&B、そして大物ロックから渋いロックの名盤までアトランティック/アトコ印のレコードやCDを福岡で買取したいと思います。

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「中古レコード店長お勧めのファンキーなハード・ロック」。福岡市早良区にてハード・ロック/ブルース・ロックのCDの出張買取。

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今回は福岡市早良区で出張買取した1960年代後半から1980年代前半のハード・ロックやブルース・ロックのCDの紹介です。

高校時代、幻だったアルバムを買取

高校生の頃読んでたギタリスト名鑑みたいなものに、ハード・ロック名盤の紹介があって、L.A.メタル全盛期でありましたが、その中で紹介されてた1970年代初期の頃のマイケル・シェンカーのUFOやゲイリー・ムーアのコロシアム2などに、とても興味が湧いて、子供の頃、昔の特撮テレビの白黒のウルトラQとか、ゴジラ以外の怪獣映画などに凄く幻想を抱いていた気持ちと同じで、聴いてみたかったのですが、当時は行動範囲も狭いし、お金もないので、なかなか入手できずいた頃を思い出しました。

ブギやブルースの影響下にあるロック

実際、この1970年代のハード・ロックやブルース・ロックは基本ブギが中心の中に、渋いアレンジが施され、L.A.メタルのギラギラ感より、こちらが好みでした。
改めて今回の動画を撮って思ったのは、Z.Z.トップ、グランド・ファンク・レイルロード、カクタス、J.ガイルズ・バンド、ジェイムス・ギャングと、基本アメリカのハード・ロックが好きだということ。
カラッとした空気感に、重いリズムに、ドライヴするギター、痛快なサウンドは、西部劇のガンマンにでもなったかのような気持ちになれます。

ファンクのようなロック

私が一番好きなのはジェイムス・ブラウンのようなファンクや、現代のヒップホップやR&Bが好きであります。
フレーズを繰り返しながら、時には変則ビートやドラム・ブレイクなどを取り入れたりとするこれらの黒人音楽のサウンドのように、同じビートを繰り返すブギのリズムにギター・ソロやピアノ・ソロなどを入れて味を出す、このように共通感があります。

レッド・ツェッペリンのおしゃれなレコード

今回取り上げたレッド・ツェッペリンの「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」は1979年の作品で、当時はファンク・バンド全盛の頃であり、そういう耳で聴くと、ボンゾのドラムが当時のファンク・バンドやソウル・シンガーなどに近くて、ロバート・プラントがソウルフルに歌っているAORの中に、突如ジミー・ペイジのギター・ソロが入る感じがとても変で、ジワってきます。
ホンキー・トンク・ピアノふうのサウンドや、カリブ風味のあるサウンド、シンセサイザーの効果的な使い方に、弾いてるジョン・ポール・ジョーンズやプロデュースしたジミー・ペイジのセンスを感じさせます。
おしゃれなレッド・ツェッペリン、聞かず嫌いのレコードは沢山ありますね。

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福岡の中古レコード店長が選ぶ好きなライヴ・アルバム。ライヴのレコードCD買取ります!

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年末年始はずっと東京に居たので、福岡に戻ってきて久しぶりの更新です。
随分間が空いたので、更新しないといけないと思いながら、年末年始はラウンドワン行ったり、ドッグラン行ったり、もちろん紅白歌合戦を観ながら年越しそばと正月はおせち料理を頂きながらと音楽から遠く離れた生活を送っていました。
地震や飛行機事故もあり、これまた音楽どころではない状況も起こりました。

ボブ・ディランとザ・バンドの「偉大なる復活」

開店初日に聴いたアルバムで一番ハマったのがボブ・ディランとザ・バンドの「偉大なる復活」。
これのディラン・ナンバーである「やせっぽちのバラード」。
ロビーのギター、リチャードのピアノ、ガースのシンセ、それぞれ印象的であり、これぞロック・アンサンブルの極みである。
このようなバンド・アンサンブル、色々と探すとあるはずなんですが、なにぶん、店舗でパソコンを打ちながらの視聴ですので、毎度、好きなアルバムばかりかけて、なかなか発見するのは難しい。
この曲も店舗のレジ閉めしながら、ようやく素晴らしさに気づいた次第であります。
だから、今回の動画のネタも無理くり出したもので、面白みに欠けるかと思います。
何卒ご了承ください。

今年はイギリスのロックもヒップホップも聴く

一番、嬉しいのは皆さまからのレコードの買取で再生チェックがてらに聞くことであり、来店のお客様の視聴であります。
昨日はゾンビーズの「オデッセイ・アンド・オラクル」を聴いたら、やはりビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」にかなりの影響を受けたのだなと。
今年はイギリスものも熱心に聴こうという気持ちになりました。
年末の福岡市早良区でのヒップホップのレコードの買取で、改めて、DJプレミアによるギャング・スターやスリック・リックなどの90年代初頭のヒップホップの良さに気づいたので、買取での視聴チェックが楽しめるようなレコードを皆さまお売りください。

今年はライヴに行こう!

それと今回ライヴ・アルバムを取り上げましたが、自らの意思でライヴというものを観に行ったのは、坂田明とジム・オルークを福岡のジャズ・ライヴハウス「ニュー・コンボ」が最後。
2018年以来行ってない。
ロックやジャズのライヴを観に行くのが、今年の私にとっての偉大なる復活だ。

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福岡の中古レコード店長が語るレコード・ブームと90年代外資系CDショップ・ブームの共通点。

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2023年最後の更新です。
今年はレコード・ブームに散々振り回されました。
皆さんは「レコード・ブームのおかげで儲かったでしょう?」と仰いますが、そんなことはないです。
大苦戦しています。
今回の動画はそのことについての恨み節を大変ソフトにまとめたものです(笑)

約23倍に膨れ上がったレコード市場

日本でこの10年で約23倍の売上に膨れ上がったレコード市場。
それまでニッチにマニア相手に商売やってきた我らとは違い、大手企業が参戦して、広告を大量に出し、とにかくレコードや音楽の知識なんかなくても、一律いくらで買うみたいな、口コミも評価も気にしない、一般のお客さんから何でもいいからレコードを買う。
それを果たして査定というのであろうか?(笑)
貴金属やオーディオなんかは一点ものが多く、査定額がハッキリ分かりますが、レコードは一人のお客さんから大量に買取があります。
それを知識のないものが、短時間で査定できるはずがないので、ビートルズの初回帯付きとかロック名盤やシティポップの名盤の帯付きには、それなりの金額を付けますが、それ以外は一律で付けるしか方法はないと思います。

急激な変化で売り方も変わる現代

当店のようなレコード専門店であれば、全部とは言えないですが、ある程度の知識は網羅しており、レコード・コレクター時代から35年レコードやCDを買い続け、中古レコード店を始めて約20年、毎日のように相場を見ますし、また毎日のようにお客さんと音楽の話をしたり、もちろん、自分の趣味として、音楽を聴いたり、本を読んだり、ネット検索したりしてる私からして、よくネットで広告している企業の「レコード鑑定士」とは一体なんだろう?またそんな資格も聞いたこともないし。
そうだ!レコード鑑定士講座でも開いて、当店が免許でも発行すれば良いのだ。
しかしながら、ジャズのオリジナル盤専門店の年配の店主さんとか、今の現状、どう思っているのでしょう?
このブログを3年後読んで、笑い話になっていれば良いのですが。
かつての40年前のCDがレコードに変わった時代、今回、動画で話したような「90年代外資系CDショップ・ブーム」、15年前ほどの「シスコ・レコード」などクラブ系12インチ専門店の撤退、時代は色々と変わるものです。
福岡にあれだけあった外資系CDショップが、ほぼアイドルやK-POP専門店に変わったように、本当に何が起こるか分かりません。
とりあえず、専門色が強いレコード、あるいは普通のレコードでも、当店はきっちり査定します。

リピーター多数訪問、音楽好きは変わらない

12月のレコードの買取の1/3はリピーターさんからでした。
それだけ、きっちりとした査定をしている自信はあります。
またご来店される方もリピーターさんが多く、色々な音楽情報頂いております。
これを信じていただき、ぜひ、2024年にレコードやCDを売りたいと思う方は当店へ!

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エルヴィス・プレスリーのお勧め動画。福岡のレコードやCD買取致します。

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ちょっとお酒が入って、目が座ってますね(笑)疲れもあります…。
酔っ払っていて、間違い多いです。
「好きにならずにいられない」ではなく「ラヴ・ミー・テンダー」です。
「ワンダー・オブ・ユー」はベーカー・ナイトの作品です。
なぜか10位が2曲で、ベスト11になっています…。

10.マイ・ウェイ/この胸のときめきを

フランク・シナトラの曲をエルヴィスをハワイ公演で担々と歌いながら、歌唱力だけで惹きつける魅力は凄い。
「この胸のときめきを」もダスティ・スプリングフィールドがヒットさせた名曲で、オリジナルはナッシュビルでのスタジオ録音。
これをエルヴィスが「オン・ステージ」で披露した。
歌う前にくるりと一回転するところが実に良い。
また客席が映るカメラ・ワークも良い。
エルヴィスのボーカルは実にソウルフルな熱唱で、エルヴィス・バラードでは最高峰のひとつ。
これはスタジオ録音の方が好き。
シングルB面の「パッチ・イット・アップ」は「オン・ステージ」のライヴ。
アップテンポの熱唱で、「この胸のときめきを」はスタジオ録音だが、これも熱唱で、両面共に「オン・ステージ」の最良の形を聞かせてくれる。

9.ミステリー・トレイン〜タイガー・マン

1970年のライヴ。映画「エルヴィス・オン・ステージ」のオープニング・ナンバーを飾るこのメドレー。
特に「タイガー・マン」のロニー・タッドのドラムの連打と共に点滅するライトにの中、激しいアクションで歌うエルヴィスと、合間の間奏で流暢に弾くギターのジェームズ・バートンに合わせてギターを真似するエルヴィス、再びタッドのドラムの連打とエルヴィスのアクション!オープニングからまるでクライマックス・シーンのよう!

8.ハウンド・ドッグ

1956年の10月28日の「エド・サリバン・ショー」から。
エルヴィスの黒人顔負けのダンスとリズム感とワイルドさ鋭さと茶目っ気、そしてエロチシズム、およそ70年後の今観ても異常である。
女性の黄色い歓声も含め、エルヴィスも含め4人の演奏も非常に迫力あるもので、エルヴィスの動きがちょっと独特に見えるのは黒人のノリを白人がそのまま演っているので、今観ても凄く違和感を感じる。
要するにこのノリをエルヴィス以外に真似できるものが70年経ってもいないのではないか?
この映像を観ると、マイケル・ジャクソンがエルヴィスに対し「黒人文化を盗んだ」と異議を訴えたのも頷けるのでは。

7.カモン・エヴリバディ

1964年の映画「ラスベガス万才」からアン・マーグレットもダンスに参加する「カモン・エヴリバディ」。
これはアンのダンスセクシーで、エルヴィスの歌声に、アンも唸り声や合いの手などで参加するのだが、エルヴィス映画でエルヴィスと対等に渡り合えたのはアンのみだとも頷ける。
エルヴィスの一連の60年代の映画はMGM配給で、私はフレッド・アステアやジーン・ケリー後のMGMミュージカルのスターはエルヴィスだと思っている。
この曲を踊る時、エルヴィスは他のダンサーと踊るのだが、その手拍子やステップが他のダンサーと違い、ジャストではなく、コンマ数秒ズレてると思う。
しかしながらエルヴィスは帳尻合わせているのだ。
これはエルヴィスのタイム感が並外れていて、要するにブルースマンのタイム感なのだ。

6.アメリカの祈り

「アロハ・フロム・ハワイ」でのこの演奏を選びましたが、終盤のフルートの演奏が終わった後、ドラムの連打とホーン・セクションを睨みながら、何かを叫び、鼓舞するエルヴィスの緊張感溢れる表情とホーン・セクションが高らかに鳴り響く瞬間の笑みと安堵感と満足感に満ちた表情が最高で、これは映画「エルヴィス」でも、バンマスとしてエルヴィス流バンド・サウンドを作っていくシーンがあり、けっして歌を歌うだけの人ではなく、音楽全体を作り上げるプロデューサー能力も高かったと。
これはファースト・アルバムのメイキングでもキース・リチャーズが、エルヴィスは目に見えない、耳に聞こえない何かを掴む技を持っていると、この何かがあることが我々が唯一無二の音楽を作り出したと自画自賛してました(笑)

5.トラブル~ギター・マン

「’68カムバック・スペシャル」のオープニングを飾る最高のナンバー。
このころのエルヴィスはジェリー・リードやトニー・ジョー・ホワイトなどの渋い大人のスワンプ・ロックにハマっており、それにフィフス・ディメンションなどのアレンジで活躍したボーンズ・ハウが、時代を感じさせるソフト・ロックのポップな要素を含ませ、エルヴィスのワイルドさを時代の音に仕上げ、見事にエルヴィスを復活させた傑作です。
まさにオープニングにふさわしい。
多分ドラムはハル・ブレイン、ベースはジョー・オズボーン等のレッキング・グルー。

4.サスピシャス・マインド

「オン・ステージ」のクライマックスとも言える最高にエキサイティングなナンバー。
こんなパフォーマンスを繰り返しいたら、若くして倒れるのも仕方ない。
途中ライトが暗転した後の座り込んでのソウルフルなバラード歌唱からのサビの部分でのアクションは、ロニー・タッドのドラムと共に、エルヴィス・アクションの最高傑作。

3.ラヴ・ミー・テンダー

これも「オン・ステージ」から。
歌うのをやめ、マイクを置き、ステージを降り、次々に女性客にキスをしていくシーンは、まるでこの世のものとは思えないフィクション、映画のようである。
舞台で戻り、マイクを持ち歌い出す瞬間も、ワンテンポ遅れてるようで、遅れていない、あの「間」はエルヴィスしか作れない。

2.ワンダー・オブ・ユー

こちらも「オン・ステージ」
歌詞も素敵な名作バラード。
こういう愛を歌い上げるエルヴィスの一世一代の名唱である。
言葉はいらない、ぜひ、動画を見て欲しい。
あえて言うならギターのジェームズ・バートンのソロが何気ないのに素晴らしい。
作詞作曲はベイカー・ナイトという人で、レイ・ピーターソンの1959年の作品もYouTubeで聞けます。

1.明日への願い

楽器が上手いとか、歌が上手いとか、アレンジが凄いとか、そういうものを超越して全身全霊を込めて歌う、人間エルヴィス・プレスリーの喜怒哀楽、人間が歌でここまで喜怒哀楽を出せるものなのか?腕を本能のままブンブン振り回し、全身からアドレナリンが放出され、歌い終わえた後、最後に両手を上げるエルヴィスに誰が文句を言えようか。
映画「エルヴィス」でもパーカー大佐の表情が物語っている。

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中古レコード買取店長が選ぶ福岡のレコード・ショップ35年の歴史・番外編〜福岡市早良区・城南区・中央区・博多区

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今回は福岡でひたすらレコードやCDを漁っていた私自身の話です。
昨日、CDショップの元店員さんが来られて、懐かしいお話されていたので、今回の動画は私が中古レコード屋を始める前に通っていた中古レコード屋さんやCDショップについて語ってみました。
このブログではそれ以外の店舗を紹介したいと思います。

福岡市早良区「エル」「ニチイ(ビブレ)」

私は学生時代、福岡の西側、福岡市早良区や福岡市城南区周辺で遊び、友人宅でレコードを聴いてました。
西新には紹介したウエスト・サイドの他にエル、ニチイ(後のビブレ西新店)の中のレコード屋さんなんかに通ってました。
そのニチイがビブレに変わる時、レコード・セールが行われたのですが、友人がフラワー・トラベリン・バンドの「SATORI」のシングル盤を新品で500円で購入したと大喜びしていたのが印象的です。
その後、ビブレに変わり、ドクター・ジョンの「ガンボ」と坂本九のベストのCDを買った思い出が非常に強いです。
「エル」では友人が、ピチカート・ファイヴやシュガー・ベイブにハマっていた私に「このクリス・モンテスってのが良いよ。歌声が良い。凄いダミ声でハードコアのように歌う」と思いっきり嘘をつかれ、さらにジャケットの七三分けのおっさんの写真に、購買意欲なんてなくなってたのですが、無理やり買わされて、聞いたら、超おしゃれなA&Mサウンドで、解説はピチカート・ファイヴの高浪慶太郎で、もちろん大のお気に入りとなりました。

福岡市中央区の「天神地下街」「ビブレ」

天神界隈では大体行くところ決まっていたのですが、天神地下街にレコード屋さんが2件ぐらいあったのかな?そこで、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のPVに人が群がっていて、街頭テレビのようになっていて、マイケル人気の凄さに圧倒された思い出があります。
あと天神ビブレにもCDショップがありました。
確か、紀伊国屋書店の横です。
そこで、友人が限定で出された大滝詠一の「ナイアガラ・ブラック・ボックス」と「ナイアガラ・CDブック」を買うか買わないかで、1時間ぐらい悩んでた思い出があります。
その時、私はフラワー・トラベリン・バンドの「SATORI」のCDを買った思い出が。

福岡市博多区のレコード屋・CDショップ

あと、当時飯塚市に住んでいたので、電車通学だったのですが、博多駅周辺では博多駅地下街のCDショップにはよく行きました。
名前は失念!確か輸入盤やブートも売っていて、品揃えもなかなかで、朝日ビルの地下街との間ぐらいにありました。
私はそこで最初に買ったのがウィリー・ディクソンのビッグ・スリー・トリオのCDで、我ながら10代後半で渋いです(笑)
当時の、福岡の中古レコード屋を詳しく知ってる方は、ぜひ、当店「アッサンブラージュ」に遊びに来て、情報お待ちしております。

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山下達郎も興奮したアントニオ猪木の「卍固め」のような音楽。福岡の昭和のレコードとCD買取致します。

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イリュージョン的な音楽話

今回はなかなか自分では面白いと思う動画なのですが、全然高評価つかない(笑)このように想像力を使って、音楽を違うものに例えるイリュージョン的な話は自分で話しててとても楽しいのですが、他人にはなかなか伝わらないですが、レコード・コレクション自慢の動画なんかより、よほど面白いと自分では思っています。

ミュージシャンと格闘家

先日、山下達郎氏がラジオ「サンデー・ソング・ブック」で「相撲は富士櫻、プロレスはアントニオ猪木、卍固めには興奮した」と仰ってました。
プロレスと音楽では作家の村松友視氏が、山下洋輔等のフリー・ジャズをプロレスのアドリブと准えたのにも納得しましたし、ジャズ・ミュージシャンの菊地成孔氏も格闘技評論でも有名です。

ライヴ動画は面白い

今年に上映された映画「アントニオ猪木をさがして」ですが、猪木を知らない層にはあのようなドキュメントで正しいかと思いますが、ぜひ、映画館でアントニオ猪木名勝負を観たいですね。
音楽もそうですが、ライヴを映画館で観るのも流行っていますし、その著名人の魅力を他人が語るドキュメンタリー映画より、ミュージシャンや著名人を役者が演じて、最新のCGや特殊メイクなどを駆使して作られるライヴ感満載の映画の方が面白いですし、実際、クイーンやエルヴィス・プレスリーは大成功したので、猪木も役者が演じる自伝映画をぜひ、作ってほしいと思います。

ルーツ音楽で原点を見直そう

今回紹介したレコードはたまたま最近買取して手元にあったアイズレー・ブラザーズとTLCでしたが、海外の音楽にはブルース、ジャズ、R&B、ソウル、ファンク、ブラック・ミュージック、クラブ・ミュージック、ヒップホップ、レゲエ他、黒人音楽に影響を受けたロックや、様々な地域の現地のリズムを基にして作ったワールド・ミュージックや民俗音楽など、昭和のクラシック・プロレスのような地味ながらゴツゴツとした闘いの基本のようなサウンドをルーツにして、派手なサウンドや最新のエレクトロニクスを必要とせずとも、説得力のある音楽が世の中には溢れています。
そんな原点のある音楽「ルーツ音楽」を礎にしたレコードが大好きな福岡のアッサンブラージュへ、ぜひ、レコードやCDお売りください。

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福岡の買取・販売の中古レコードCD店長の2023年レコード大賞!

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今年は新譜で気に入ったものはないです!
一応ビルボードはチェックしてましたが、あまり心に残る曲はなかったです。
結局、今年聞いたのは中古レコード店らしく、古い音楽ばかりでした。
あっ!80歳のローリング・ストーンズは2023年の新譜でした(笑)
もう一枚というか、あるラッパーは今を生きる人ですが、本当この人を追いかけた一年でした。

今年はラッパーSATORUの時代、猪木との共通点

その人は「SATORU」。
2023年はSATORUで始まりSATORUで終わりました。
今回紹介した他にもSATORUの名言(ラップ)には「またせたな」「それってもう髪の毛生えてこないの?」「占い師の先生に言われた」など、私の心を癒してくれました(笑)
ブラジルといえば私にとってはアントニオ猪木。
ぜひ、SATORUは猪木が生きていたら、接点見つけて対談でもしてほしかったですね。
「SATORU」って名前は面白い人(?)が多く、猪木の弟子には天才中の天才、正義の見方「タイガーマスク」の中身の人、佐山聡という「SATORU」もいるように、「SATORU」という名前の人は猪木と相性良くて、ブラジルとの縁もありますし、猪木と出会ってほしかったです。
今後ラッパー&格闘家の「SATORU」の行く末をずっと追っかけたいと思います。

今年良く聞いたレコードとCD

まあ、レコード・コレクターにとって、どうでもよい話ばかりですが、今回もメジャーな大御所ばかり聞いてました。
別に好んで聞いてたわけでなく、自然の成り行きですが「華」がある人が好きなんですよね。
ローリング・ストーンズ、ボブ・ディラン、ジミ・ヘンドリックス、アル・グリーン、アイク&ティナ・ターナー、バディ・ホリー、ロイ・オービソン、ザ・バンド、今回選んだ人たちも所謂「王道」ですね。
ジャイアント馬場が自分のプロレスを「王道」って言ってましたが、猪木の方が「王道」を突き進んてたと思います。
試合内容云々ではなく、メジャー・スポーツに対して、ここまでマイナー・スポーツと同等の人気にしたのは猪木であります。
「闘魂」という力道山のポリシーを受け継いでるのも猪木であります。

今年けっこう気に入ったレコードとCD

その他、今年聞いて気に入ったレコードを紹介致します。
「デレク・アンド・ドミノス いとしのレイラ」クラプトンだけでなく、ボビー・ウィットロック、カール・レイドル、ジム・ゴードン、デュアン・オールマンの各メンバーのアンサンブルが素晴らしいバンドだったと思います。
「アラン・トゥーサン サザン・ナイツ」
トゥーサンの仕事がニューオリンズの中でもずば抜けてお洒落だと証明したアルバムで、バックはミーターズ、この面子で作り上げたリー・ドーシーのアルバム素晴らしかったです。
「大塚まさじ 風が吹いていた」
ザ・ディラン2のボーカルによるソロ・アルバムだが、この手のURC系フォークはそんなに聞きませんが、再生チェックしたところ、彼の歌声に魅了されました。
「ブルースの真実 オリバー・ネルソン」
エリック ドルフィーとビル エヴァンスのいう二人の鬼才を駆使して、ポップでモダンなジャズ・オーケストラを作ったオリバー・ネルソンのプロデュース能力に脱帽しました。
「アリ・ザ・グレイテスト」
アリ映画のサントラですが、全編的に「炎のファイター」が流れているとは知りませんでした。
ジョージ・ベンソンのアレンジも「炎のファイター」ですし、ダイアナ・ロスの「マホガニー物語」を作ったマイケル・マッサーの美しいメロディに、闘魂と癒しをいただけます。

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福岡の中古レコード店長の棚から一掴み「日本の音楽篇」とレコード・ブームについてのブログ。

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今回のこのブログはYouTubeの内容より「レコード・ブーム」について書きたくなったので「日本の音楽」を知りたい方は動画をもう一回みましょう(笑)

レコード・ブームにおける査定士とは?

2023年年末、レコード・ブームは引き続き続いており、10年前から10倍に市場が膨れ上がってるそうです。
そんなレコード・ブームの様子を伝えるYouTubeの動画で、とあるリユース業者が「ビジネス・チャンスだと思っております」だと。
まあ冷静に考えると資本主義なんで、ビジネスとなれば参入するの当たり前ですし、どんなミュージシャンも売れるならタイアップもありですし、これは「あり」の話ですが、レコードは難しいですよ。
盤の状態もジャケの状態も見るのはけっこう難しいし、各国盤の違い、プレスの時期による金額が変わるし、DJや時代の流れで、人気のジャンルや音の傾向が刻々と変わっていきますし、出張買取行ったら、その場ですぐに判断しないといけないので、一枚ずつスマホで検索なんて時間かかるし、かなりの知識と経験、また単なるコレクターさんではわからない値付けの難しさ、ちょっとした骨頂品やアートに近いものを、アルバイトや若者に査定を任せていいのでしょうか?そこは、業界歴30年、ネットショップから約20年続いているアッサンブラージュの53歳の店長に任せた方が良いのではないでしょうか(笑)毎日ネット出品で相場を見て、毎日色々なコレクターのお客さんと話してる私めにレコードやCDの査定はまかせなさい(西川のりお調)!

福岡県那珂川市レコードとCD300枚買取

本日も福岡県那珂川市からレコードとCDが300枚ほど持ち込み買取がありましたが「1時間で買取査定致します」と言いましたが、1時間半かかりましたが(笑)…それだけ面白いCDがありました。
CDも今デジタルリマスターとか初回帯付きとかで査定が変わって難しいですよ。
今回も一枚ずつ全てみました。
売って頂いたお客さんも「若い学生アルバイトにバーコードで今まで積み上げたコレクションを判断されるのは」と。

YouTube困った時の棚から一掴み

愚痴ばかりですが、今回のYouTubeは困った時の棚から一掴み、通称タナツカ、超常連さんからのリクエストもありますが、と、どこかで聞いた口調ですが、私の最初の挨拶は「すっかり寒くなりましたね、紅葉も真っ盛りですが、いかがなもんでしょう、こういう時はこのようなレコードがこの季節に合うのではないでしょうか?今日のもしものコーナーは」とドリフの大爆笑のいかりや長介のようでもあります。

まあ、どうでもよいことばかり書いてますが、今回紹介した日本の音楽もジャンル無茶苦茶ですね。
好きだから、欲しいからCDやレコードを買うのであって、自然の流れに任せて、感動した音楽を好きな時、買って聞くのが一番です。
「ビジネス・チャンス」ではなく「アグネス・チャンス」な気持ちでこれからもレコードやCDを買取致します!

ロック全般、ジャズ、ブルース、ソウル、ワールド・ミュージックなど福岡、出張買取、持ち込み・店頭買取、日本全国、宅配買取致します。
福岡の中古レコード屋「アッサンブラージュ」。

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