福岡市西区・早良区・中央区レコード買取
福岡市西区・早良区・中央区から、レコードとCDの持ち込み買取が三連休に集中しました。ずっと査定をしていた感覚で、うれしい悲鳴です。
当店はルーツ系音楽に力を入れていることもあり、昭和30年代のカバーポップスやグループサウンズのシングル盤、さらには1950〜60年代のエルヴィス・プレスリーの当時盤LPなど、古いレコードの持ち込みが多いのが特徴です。
ルーツ音楽であるブルースやジャズだけでなく、日本盤のカバーポップスやオールディーズのシングルは根強い人気があります。
ゴールデン・カップスの魅力を再発見
今回入荷した中でも印象的だったのが、ゴールデン・カップスやダイナマイツといったガレージ系サウンド。価格は落ち着いたとはいえ、やはり聴くと素晴らしい。
ファースト・シングル「いとしのジザベル」は、鈴木邦彦らしいGS歌謡曲ながら、メンバーが本来やりたかったR&Bとの微妙なズレが生んだ独特の味わいがあります。
特に4回繰り返されるサビ部分は、日本語歌詞でR&Bを歌った経験が少なかったデイヴ平尾が、歌謡的メロディにソウルの熱量をぶつけたことで、何物にも代えがたい音楽に仕上がっています。近田春夫氏も著書でこの曲をお気に入りとして挙げていました。
さらにバックは石川晶、猪俣猛といったジャズ・ミュージシャンが担当。ビートルズやストーンズを意識したシンプルな3分間ポップスを、凄腕のプレイヤーが演奏しているのですから、音のレベルは圧巻。加えて、当時の東芝音楽工業が力を入れた45回転7インチの高音質も相まって、オーディオ的にも驚かされます。
オリジナル盤の熱量
そういえば、以前に三橋美智也の「古城」のCDを買ったら再録音で、オリジナルのキング原盤を買い直したことを思い出しました。
やはり、再録音よりオリジナルの方が熱量が違います。レコード会社が全力で作った当時盤は、完璧なディレクションとミュージシャン自身の勢いが重なり、最高の音源に仕上がっていることが多い。
これ以来、歌謡曲はオリジナル原盤を探して買うようにしています。
エルヴィスのサントラ再評価
今回の買取では、エルヴィス・プレスリーの1960年代映画サントラLPも入荷しました。普段は再発盤が多いのですが、今回は初期盤の帯付き。査定も高めになりました。
特に『いとこにキッス』のサントラを試聴すると、普段あまり聴かないハリウッド録音のエルヴィスが新鮮で、音質の良いレコードで聴くと彼の歌の上手さが際立ちます。たとえポップス寄りの曲でも、非常に心地よい。そこにナッシュビル録音のロックンロール曲「はてしなきハイウェイ」が入ることで、エルヴィスの魅力がさらに際立ちます。
60年代サントラも十分聴きごたえがあると再確認しました。
根っこにあるルーツ・ミュージック
やはり、白人でも日本人でも、ルーツにR&Bがあるミュージシャンが大好きです。
そのR&Bの根っこにあるブルースやジャズ、そしてロックのレコード——買取、大歓迎です!
福岡のレコード・CD買取致します
国内盤、輸入盤問わず、ジャズ、ロック、ソウル、ブルース、R&B、ワールド・ミュージック、日本の音楽などのレコード、CD、買取、出張買取、店頭(持ち込み買取)、宅配買取致します。
福岡県福岡市の中古レコード屋・中古CD屋アッサンブラージュ。