福岡、佐賀でロック、ジャズのレコード・CD買取
佐賀県から1950〜60年代のソフト・ロック、オールディーズ、ジャズなどのCDの買取がありました。
先日も福岡県筑紫野市で古いジャズ・ボーカルを中心としたレコードの出張買取に行きましたが、20年前、中古レコードの仕事を始めた時、これらは人気のレコードだったのですが、20年経って、当時これらを購入していた世代が50〜70歳代だったのが、70〜90歳代となり、だんだんと購入される方が減ってきて、音質も悪いこれらのオールディーズのレコードは、今の若いレコード購入層やオーディオ・ファンには見向きもされなくなり「なんとなく良いなぁ〜」という一般の方々は多いのですが、これらをきちんとしたオーディオで聞いて、演奏をしっかり把握するコレクターが極端に減ってきました。
コニー・フランシス逝去
ジャズ、ソウル、ビートルズ以降のロックは、しっかりと演奏メンバーもクレジットされており、レコードやCDをコレクションするための深堀する書籍やガイド・ブック、ネット情報も溢れていますが、オールディーズは演奏メンバーのクレジットもなく、自らネットや書籍等で探して行くしかありません。
先日亡くなったコニー・フランシスが大好きだったのですが、あの「ヴァケイション」や「想い出の冬休み」などの強烈なグルーヴは誰が演奏しているかなんて、余程の好き者しか興味がなく、需要もないので、情報もなく、当時のレコードにはクレジットもされていません。
しかしながら、私はエルヴィス・プレスリーが好きなので、エルヴィスほどの大物になると、しっかり誰が演奏したかは調査されていて、そこを軸にすると「このコニーの『セコ・ハン・ラヴ』の素晴らしいピアノは、エルヴィスのナッシュビルのRCAスタジオBで演奏していたフロイド・クレイマーだな」と予想ができます。
そこで、私が持っているフロイド・クレイマーのソロとセッション参加した曲を集めた2枚組のCDを見ると、しっかりコニー・フランシス「セコ・ハン・ラヴ」と書かれています。
そうなると、同時期録音された「ヴァケイション」や「想い出の冬休み」は、RCAスタジオBでの録音で、エルヴィスのバックから考えると、ドラムはバディ・ハーマン、ベースはボブ・ムーアだろうと推理して「ヴァケイション」での素晴らしいサックスはブーツ・ランドルフだと把握できます。
それらを海外サイトで検索すると、どこかの海外の好き者がバック・ミュージシャンを記載しているのを見つけます。
これで正解だと、自分の耳の正しさを認識し、悦に入るわけで、完全にオタクです…これがジャズやソウルだと格好いいのですが(笑)
オールディーズも立派な「作品」です!
それで、その他のRCAスタジオBで録音されたブレンダ・リーやパッツィー・クラインなんかも聞いてみたいと思い、レコードやCDを買って、当店にある音の輪郭がくっきりと分かるB&Wやマランツのオーディオで、歌手の歌声だけでなく、こもって聞こえるバックの音もより鮮やかに聞こえてくると、単なる懐かしくノスタルジーに浸れる歌ではなく、オールディーズも、きっちりとした「作品」として、じっくり鑑賞に値するものであると価値感が付加します。
これ、オーディオ・マニアでなくても、スマホのサブスクでのヘッドフォンも、音がより明確に聞こえるので、しっかり皆さんも聞いてみてください。
アッサンブラージュでは時代に流されない、古くてもより良き音楽もしっかり扱っていきたいと思ってます。
ただ、商売なので、やはり需要がないと買取は安くなってしまうのが現状です(涙)。
できるだけ頑張りますので、福岡の皆さんレコード、CD、ぜひ、当店へお売りください。
また、店舗でもオールディーズ、ジャズ、ブルースのレコードやCD扱っています。
ただ、これらのジャンルはマニアからの買取が多いので、買取が多い時は大量に在庫があるのですが、大量買取が無いと店舗在庫も少ないです。
ぜひ、改装して、きれいになった福岡市西区のアッサンブラージュへお越しください。
福岡のレコード・CD買取致します
国内盤、輸入盤問わず、ジャズ、ロック、ソウル、ブルース、R&B、ワールド・ミュージック、日本の音楽などのレコード、CD、買取、出張買取、店頭(持ち込み買取)、宅配買取致します。
福岡県福岡市の中古レコード屋・中古CD屋アッサンブラージュ。