先ずは『至上の愛』について
最近はジャズといえばコルトレーン。寝る前に聴くアルバムは『至上の愛』です。
このアルバムは、コルトレーンのサックスが刻むように短く吹かれるのが特徴的で、まるで語り、祈るような演奏。最初は「息切れしてるのかな?」と思いましたが(笑)、今ではその祈りのようなニュアンスが深く響きます。
面白いのは、ステレオ装置ではなく、寝る前にiPhoneのスピーカーで聴くと内省的な心情がより伝わること。深夜の静けさと相まって、コルトレーンの心の声が直接届くような感覚になります。
近々お客様がオリジナル盤のモノラルレコードを持ってきてくださる予定なので、ステレオ装置で聴いてどんな印象に変わるか、とても楽しみです。
ブルートレインという傑作
同じコルトレーンでも、ブルーノートの『ブルートレイン』はまた別の魅力があります。
コルトレーンは快調に吹き続け、タイトル曲のカーティス・フラーとのエンディングのユニゾンが実に洒落ています。
そして何よりも素晴らしいのは、若き日のリー・モーガンの火を噴くようなプレイ!
フィリー・ジョー・ジョーンズとポール・チェンバースによる鉄壁のリズム隊もあいまって、ブルーノート黄金期の理想的なコンボ・サウンドが楽しめます。
最近はリー・モーガン探求中
この『ブルートレイン』を聴いた影響で、最近はリー・モーガンのプレイを探したり、リーダー作を買ったりするようになりました。
ブルーノートのリマスターCDも、ルディ・ヴァン・ゲルダーが手掛けたものは1957年前後のハードバップ絶頂期の熱い音を非常によく再現していて、パワフルな演奏にぴったり合います。
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