福岡市早良区からスピリチュアル・ジャズやボサノヴァ、ジャズ・ボーカルのCDの買取がまとめてありました。
個人的にはそれらのルーツとなるロックンロール、ブルース、サンバ、戦前ジャズなどのCDを聞いてますが、これらを聞く中でチャック・ベリーを聞いていくうちに、彼が黒人音楽の異端児であり、そこからロックンロールが生まれたのではと感じました。
エルヴィス・プレスリーとはまた違ったロックンロールの誕生のルーツです。
そこでチャック・ベリーを一日かけて聴き直して分かったことをまとめてみました。
ロックンロールの「ギター革命」はここにあった
昨日から深夜まで、
一日かけて Chuck Berry を集中的に聴き直していた。
ロックンロールの元祖、
ギターヒーローの原点、
そう語られることは多いが、
改めて「なぜそうなのか」を演奏レベルで考え直したかった。
低音二弦とダウンピックが作る推進力
チャック・ベリーの最大の特徴は、
低音二弦を軸にしたダウンピックで、
曲全体のリズムを刻み続けている点にある。
ギターはソロ楽器ではなく、
曲の推進力そのもの。
• ドラム
• ピアノ
• ホーン
それらが担っていた役割を、
ギター一台に集約している。
ここが、それ以前のロックンロール的楽曲との決定的な違いだ。
必殺のギターリフという発明
さらに重要なのが、
チャック・ベリーの必殺のギターリフ。
イントロを聴いた瞬間に
「曲が始まる」「世界が切り替わる」。
これは
ジャンプ・ブルースのホーン・リフを、
ギターに置き換えた発明だと感じる。
ギターが
• 曲を始め
• 曲を押し出し
• 曲を象徴する
この構造こそが、
後のロックバンドの基本形になる。
ジャンプR&Bの黒さを保った異端児
チャック・ベリーの音楽は、
決して「白く」なっていない。
彼はチェスのブルース・マンなどが出演するライヴ・ハウスで、
ヒルビリーなどを演奏する黒人歌手として現れた。
それ以外にもラテン・カリブ音楽など、
ルイ・ジョーダンにも影響を受けたエンターテイナーだった。
しかし、根底には
ジャンプ/R&Bの黒さがしっかり残っている。
その黒さを保ったまま、
白人市場に向けて
• スピード
• 畳みかける歌
• 前のめりなギター
で翻訳された音楽。
だから
Elvis Presley より黒く、
それでいて白人ティーンにも爆発的に届いた。
「ハバナ・ムーン」と「オールモスト・グロウン」
聴き直して改めて面白かったのは、
音楽性の幅だ。
• カリブ風の 「Havana Moon」
• コースターズ的ノベルティ感の 「Almost Grown」
それでも芯は一切ブレない。
すべてが
黒さの染み込んだロックンロール。
歌唱法に聞こえるオーティス・レディング
意外だったのは、
チャックの歌唱法に
Otis Redding 的な
「泣き」を感じたこと。
ギターばかり注目されがちだが、
歌もまた
ロックンロールの重要な要素だった。
なぜローリング・ストーンズはチャックを崇拝した?
こうして整理してみると、
The Rolling Stones が
チャック・ベリーを「アイドル」と呼んだ理由が、
腑に落ちる。
• ブルースの黒さ
• ギター中心主義
• スピード感
• 生活に根ざした歌詞
すべてが
その後のロックの設計図になっている。
まとめ
チャック・ベリーは、
• 低音二弦中心のダウンピックでリズムを刻み
• 必殺のギターリフで曲を駆動し
• ジャンプR&Bの黒さを保ったまま
• 白人市場へスピードと畳みかけで翻訳した
ギターとスピード、黒さが融合した
ロックの元祖である。
一日かけて聴き直して、
改めてそう確信した。
※ちなみに、
当店のコラムも書いて頂いた
寺田政典 さんの
チャック・ベリー研究の記事でも、
この点ははたと膝を打った。
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