福岡レコードCD買取店アッサンブラージュYouTube「歌謡曲とルーツ・ミュジック」。

YouTube更新しました。

今回は歌謡曲のレコード特集です。

子供の頃、好きだったのは昭和30年代のレコード

最近、テレビで取り上げられることが多い1980年代アイドル・ブームですが、私は1971年の生まれで、当時から今に至るまで古いものが好きで、1980年代アイドル・ブームの時はレコードも買わなかったし、テレビも観てないですし、ラジオも聞いていませんでした。
巷で流行っていた松田聖子、中森明菜、小泉今日子、たのきんトリオの歌は耳に入ってきていましたが、私は親父の持っていたレコードばかり聞いてました。
よく考えると今の「1970年代アイドルや1980年代アイドル好きな10代の博士ちゃん」みたいなノリですね。
当時好きだったレコードは、守屋浩「僕は泣いちっち」「有難や節」、笠置シヅ子「買物ブギ」、美空ひばり「ひばりのドドンパ」、織井茂子「黒百合の歌」など。
「黒百合の歌」は古関裕而さんの作曲だったんですね。

リアル・タイムでハマった1977年から1979年の歌謡曲

しかしながら、この1980年代アイドル・ブームが来る前の1970年代はニュー・ミュージック・ブームとロック・バンド・ブームでした。
まだ、小学校低学年だったので、素直に当時のヒット曲を聞いてましたが、その当時、歌謡曲を熱心に聞く友達は殆どいませんでしたので、一人悦に入っていましたね。
1979年、1980年ごろは「ザ・ベストテン」が大人気で、その頃兄貴と一緒に、毎週自分たちなりの「ベストテン」を考えてノートに書いてました。

今、考えると、当時の人気曲だったゴダイゴの「モンキー・マジック」はゴールデン・カップスのミッキー吉野であったり、沢田研二の一連のヒット曲には井上堯之バンドがいましたが、こちらのバンドにもミッキー吉野が参加していたりと(ヒット曲時代にはミッキーはいない?既にゴダイゴやってましたもんね)、一方のピンクレディーには、ジャズ・ロックで今、現在もレコードがレア・グルーヴとして高価買取されている「隈稲次郎とソウル・メディア」だったりと、まだ、レイ・チャールズやジェイムス・ブラウンの影響を受けたR&Bのゴールデン・カップスの流れや、ファンキーなジャズの流れが1970年代後半まではあったかと思います。

1980年代の歌謡曲が受けてる理由

その後、1980年代の松田聖子や歌謡アイドルはナイアガラ、ティンパン系のバックが付いたり、フォーク・ミュージシャンが作詞・作曲したりと、70年代後半まであったジャズ、カントリー、ディスコやってたハコバン出身のゴリゴリのエグいR&Bやジャズ(フュージョンではない)が作った曲がヒットしなくなったのが残念です。
現在の流行りの「シティポップ」ですが、そのディープさが薄められ、シンセやデジタルの飾り付けが施されているライトな感覚が受け入れられて、中古レコード屋におしやれなカフェやバーが併設されてるのもなんとなく分かります。
シティポップを代表する歌手は山下達郎です。
彼の初期のマネージャーだった長門芳郎が店主であった「パイドパイパーハウス」にはコーヒーが飲めるスペースがあったらしく、シンガー・ソングライターやソフト・ロックがメインで置かれてあって、まさに現在のシティポップ経由の中古レコード店の元祖であります。
達郎も長門さんもロックのルーツを散々聞いてからのソフト・ロックやシンガー・ソングライター・マニアだけに、ライトでメロウだけでない骨太なルーツを持っているので、山下達郎は、50年、我々のような音楽マニアに愛されています。

今も昔も子供向けの音楽はジャンルレスで面白い

個人的に例外があります。私は1980年代、音楽熱が冷めていたし、別にロックの反骨精神なんてなかったのですが、福岡では「夕やけニャンニャン」が、私が中学3年の頃始まり、学校終わって、ダッシュで帰って、とんねるずや片岡鶴太郎がアナーキーで、面白く観てたら、おニャン子クラブの楽曲、主に秋元康、後藤次利のコンビですが、これがとても良くて、純粋にアイドル・ポップに振り切って、特に彼女たちのLPレコードには(友人がカセットにダビングしてくれた)紋切り型の絞られたジャンルではなく、様々なジャンルがポップに取りいれられていて非常に楽しかったです。
これは私に子供が生まれてからNHKのEテレで放映されてた「おかあさんといっしょ」にハマったのと一緒です。
渋谷毅のディキシー・ジャズ、さだまさしの作るドリーミングなポップ、中西圭三のブラック・ミュージックで培ったリズムによるノリの良い音楽、その他、サブカル界隈で活躍する実力者が作る不思議で面白い曲など、何でも受け入れる子供達に向けて作った曲はジャンルレスで面白いです。
アイドルや、歌のお兄さんやお姉さんが、アーティスト志向を持たず、与えられた曲を、純粋に子供達に向かって一生懸命歌ってるのも、理由の一つではないでしょうか。

レコードブームでレコードを聴く皆さんに聞いてほしいルーツ音楽

今回のYouTubeはそんなルーツ・ロックやジャズ、R&B、ブルースなどのルーツが大好きな私がセレクトした昭和歌謡曲のレコードです。
リアル・タイムで聞いたものもありますし、1980年代から1990年代にかけて、1970年代前半の昭和歌謡曲が再評価されてた時代に聞いた曲もあります。
ありがたいことに1990年代初期にNHK-BSで紅白の再放送やっていたので、それで福岡の中古レコード屋、田口商店に通ってレコード買ってました。
今、その当時の田口商店の店員さんがうちのお客さんだったりします(笑)。
現在のレコード・ブームでライト・メロウな曲を好んで聴いてる人も、ぜひ、歌謡曲のルーツでもある1970年代以前のソウルやジャズも聞いてほしいと切に思いながら、浮世離れした田園風景の残る福岡市の西区の片隅でレコード・ブームを見守って行きたいと思っています。

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