福岡市早良区・城南区でCD・レコード買取~1990年代洋楽の隠れ名盤ベスト10

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福岡市早良区と福岡市城南区でレコードCD買取

先日、福岡市早良区と福岡市城南区からCDとレコードの買取がありました。早良区はロックやソウル、城南区はジャズが中心でしたが、CDの中には懐かしいアルバムもちらほら。そこで今回は、買取品をきっかけに、私が1990年代に実際によく聴いていた洋楽から「隠れ名盤ベスト10」を選んでみました。いわゆる音楽誌の名盤ランキングではなく、あくまで自分が聴いて、今でもいいと思う作品です。

隠れ名盤ベスト10

① アレステッド・ディベロプメント『3 Years, 5 Months and 2 Days in the Life Of…』(1992)
90年代初頭のヒップホップですが、単なるラップではなく、ソウルやゴスペル、アフリカ音楽まで混ざった独特の音。社会的なメッセージがありながら、音楽そのものが気持ちいい。私にとって90年代を象徴する一枚です。
② バスタ・ライムス『The Coming』(1996)
とにかく声と勢いが凄い。ラップというより、むしろ現代のデルタ・ブルースを聴いているような、生々しい迫力があります。今聴いても「こんなラッパーいたか?」と思うほど異様な存在感。90年代ヒップホップの面白さが詰まった一枚です。
③ ミスター・ビッグ『Lean Into It』(1991)
超絶技巧のハードロックですが、聴いていてとにかく気持ちいい。70年代の良質なブルース・ロックを90年代の音でアップデートしたような、太くて抜けのいいサウンドに仕上がっています。
④ エリック・クラプトン『Pilgrim』(1998)
オーソドックスなブルースやAORを、非常に出来のいい90年代サウンドに仕上げた作品。派手さを競うのではなく、歌、ギター、リズム、音作りがすべてクラプトンらしくまとまっていて、オシャレなダンディズムが漂う、クラプトン・サウンドの完成形という感じです。
⑤ ブライアン・ウィルソン『I Just Wasn’t Made for These Times』(1995)
テレビ/ドキュメンタリーのサントラとして制作された作品。ドン・ウォズがブライアン・ウィルソンの無垢で生々しい感じを残しながら、過去の名曲だけでなく、ブライアンそのものの危うさや繊細さまで音に封じ込めたような作品。『Pet Sounds』以上にダウナーで、むき出しのブライアンを感じます。
⑥ ソロ『Solo』(1995)
ジャム&ルイスが見出したコーラス・グループ。「ジャム&ルイスが趣味に走ったらこうなった」という感じで、彼らのルーツである古いソウルやコーラス・グループへの愛情が垣間見える作品。90年代R&Bの洗練とはまた違った魅力があります。
⑦ エクスケイプ『Xscape』(1993)
アトランタ勢の本格派R&Bグループ。濃厚なコーラス・ワークとソウル色の強い歌が魅力で、今聴いても90年代の空気がそのまま残っています。
⑧ ディック・リー『Asia Major』(1990)
シンガポールのポップ・スター、ディック・リーによる作品。アジア的なポップ感覚と西洋的なサウンドが混ざった独特の世界で、こういう作品まで普通に聴いていたのが、自分の90年代の面白いところです。
⑨ 崔健『紅旗下的蛋(The Red Flag)』(1994)
欧米のパンク/ニューウェーブの最先端を野生の如く捕獲し、体内に取り入れ、中国のアンダーグラウンドで鳴り響かせた、真のパンク。中国社会への強烈な視線と、荒々しく自由なロックがぶつかり合う。単なる「中国版ロック」ではない、本物の凄みがあります。
⑩ ローリング・ストーンズ『No Security』(1998)
『Bridges to Babylon』期のストーンズによるライブ盤。ベテランなのに90年代の音にきちんと対応していて、古臭さがない。非常にコンパクトにまとまっていて、ストーンズらしさが凝縮されている。ストーンズは結局、90年代もちゃんとカッコよかった。

10枚とは別枠で強烈だった作品

そして、この10枚とは別枠で強烈だったのが、ハッサン・ハクムーンのグナワと、シュポングル『Are You Shpongled?』。前者は伝統音楽の強烈な生命力、後者はサイケデリック・トランスの異次元感覚。当時は、こういう自分の守備範囲の外にある音楽まで、メディアを通して自然と入ってきていました。今振り返ると、90年代のメディアはもっと外へ外へと情報を広げてくれていた気がします。SNSやアルゴリズムの発展で便利になった一方、今は自分の好きなものが、さらに自分のところへ集まってくる。情報は増えたのに、逆に世界が狭くなっているような感覚があります。今回の買取をきっかけに、久しぶりに90年代のCDを聴き返してみたくなりました。

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