三連続の福岡市レコードCD大量出張買取も一段落し、電気化した1940~50年代ブルースを聞く。

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三連続福岡市レコードCD大量出張買取も一段落

三連続続いた福岡市内でのレコード・CDの大量出張買取も終わり、
レコードやCD買取のブログの整理など、当店ホームページの見直しも一段落して、
ようやく通常通りの音楽リスナーとして、レコードやCDを聞いてますが、
特に結局変わることなく、ブルースを熱心に聞いていますので、
結局はブログにまとめることにしました。

ここではブルースやロックンロールにまつわるブログが多いですが、
レコードやCDの買取はもちろんオール・ジャンルです。
昨日、福岡市西区の店舗では、お客さんがパット・メセニーのフリー・ジャズ的なCDと、
ジョン・コルトレーンの「オレ」を聞いて、
コルトレーンのレコードに入っていたアトランティックのカンパニー・スリープを眺めて「これ全部欲しい」と。
レッド・ツェッペリンの横にアレサ・フランクリンやジョー・テックスなどのソウル、
ラスカルズとレイ・チャールズとオーネット・コールマンが並ぶようなカラフルでブリリアントなカンパニー・スリープは、
まさに音楽史上に輝くカタログとなっています。
そして、今回はアトランティック・レコード誕生時期、1940年代のブルース、R&Bについてのブログとなります。

1940年代後半ブルースは電気で何が変わった

――エルモアからエルヴィスへ繋がる“体温”の話
長年ブルースやロックンロールを聴き続けてきて、最近ようやく自分の中で一本の線がはっきり見えてきました。
それは――
1940年代後半のブルース電化こそが、ロックンロール前夜の決定的転換点だった
ということです。
今日は、音の“体温”という視点から整理してみます。

1940年代後半に起きた本当の変化

この時期、現場では大きく3つのことが起きています。

①音量革命(エレキ化)

ギターが前に出る
ドラム常設化
バンド音量の増大
ジュークボックス対応
つまりブルースは、
小さな部屋の音楽
→ 電力で鳴らすダンス音楽
へと物理的に変わりました。

②都市化によるリズム重視

南部から都市へ移動したことで、
踊れること
ノリの良さ
バンドの推進力
が強く求められるようになります。
ここでブルースは必然的に
R&B的な運動エネルギー
へ引き寄せられていきます。

③業界の呼び名も変わった

1949年、ビルボードは「Race Records」を
Rhythm & Blues(R&B) に改称。
これはつまり、
電化ブルースもジャンプも
→ R&B圏として再編
されたことを意味します。

■その中で重要な位置にいるのが

Elmore James
自分の中でずっと引っかかっていたのが、エルモアの位置でした。
結論から言うと彼は――
デルタの情念を保ったまま電化を爆発させた人物
です。
エルモアの決定的特徴
スライドの粘り
ボーカルの切迫
前のめりの圧
電化による音圧
しかしデルタの湿度が残る
つまりこれは単なるR&Bでも、
完成されたシカゴ・ブルースでもない。
“危険な電化ブルース”の頂点
と言っていいと思います。

■ここからサン期

Elvis Presley が爆発する
ここが一番面白いところ。
エルヴィスのサン時代を分解すると:
声の体温
これは明らかに――
ブルース寄り→黒人的な肉声の押し出し
→ジューク的な煽り
この点で、エルモア周辺の“熱”と確かに共鳴しています。

しかしバンドの動きは新しい
ここが革命。
サン・サウンドでは:
R&Bの推進力
+ヒルビリーの跳ね
+乾いた音像
が合体しています。
つまり一言で言うと、
ブルースの体温を、カントリーの足回りで走らせた
これがロックンロールの物理エンジンだった。

■なぜ白人側に近い人がいなかったのか

1954年前後の白人側を見ると、
Western swing寄り
ジャンプの模倣
ボーカルの黒人濃度が薄い
など、どこか安全運転のものが多い。
その中でエルヴィスは、
ブルースの肉声
R&Bの推進
カントリーの抜け
を同時に成立させてしまった。
ここが特異点です。

■1950年前後の勢力を整理すると

この時代は大きく三層に分かれます。
都市電化の制度化
(Chess周辺)
バンド化
アンサンブル重視
シカゴ・ブルース完成形

デルタ電化の爆発
エルモア・ジェイムス
初期ハウリン・ウルフ
アーサー・クルーダップ
(彼はカントリー・ブルースとロックンロールを結びつけた非常にクールな男で、
エルヴィス・プレスリーもカバーし、憧れた男。いずれ詳しく書きたい)
→ロック前夜の“危険な熱”

個体ブルースの電化変異
Lightnin’ Hopkins
John Lee Hooker
→電気になっても語り部のまま

■まとめ

1940年代後半、
ブルースは電気を得てR&B圏へ急速に接近した。
その中で、
エルモアはデルタの体温を保ったまま電化を爆発させ、
サム・フィリップスはそれを乾いた足回りで再点火し、
エルヴィス・プレスリーが大衆的に爆発させた。
自分の中では、ようやくこの線が一本に繋がりました。

福岡でレコード・CDの買取を行っている
アッサンブラージュでは、
ブルース、R&B、ロックンロールはもちろん、
あらゆるジャンルのレコード・CDを積極的に買取しています。
コレクション整理の際は、ぜひお気軽にご相談ください。


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