レコード・CD、福岡買取・販売の、
アッサンブラージュ店主、最近のお気に入りです。
「バート・バカラック/A&Mベスト」
最近はフィル・スペクターにハマっていたので、
同じくポップスにストリングスを多用するバート・バカラックが気になってきた。
A&Mでソロ・アルバムを多数出したバカラックですが、
本人のインスト演奏がお気に入り。
洒落たメロディーもさることながら、オーケストラと独自の間合いが独特。
鯔背なダンディズムを感じさせます。
「マイケル ジャクソン/インヴィンシブル」
2001年当時の最先端な音にのり、歌うのがマイケルなのが不思議。
けっして、創作能力を失っていない。
特によりヒップホップで実験的な「2,000 Watts」はプログレッシヴで、
テディ・ライリーによるもの。
マイケルの声は一聴して分かるものなので、記号的で、
サンプリング的に使われると効果的。
「ブラック・オア・ホワイト」など、
こういう変則ビート的なR&Bに凄く合う。
Pファンク的な「Privacy」も黒い。
間奏のギターがファンキー。
「ジョージ・ベンソン/イッツ・アップタウン」
ベンソンの1966年作品。
フュージョン/AOR行く前のベンソンは天才ジャズ・ギタリストの力を存分に発揮して、
ファンキーでポップな黒いグルーヴを醸し出している。
オルガン奏者のロニー・スミスが良い味出しており、
非常に密度の濃いソウル・ジャズである。
時折入る歌もアルバムを華やかにし、
後のポップス畑で活躍するのが垣間見える作品に仕上がっている。
ラテン・ジャズのサックス奏者ロニー・キューバーのソロも聞き所。
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