「パプリカ」で驚いた米津玄師の才能。

子供が「パプリカ」なる歌を歌って踊りまくっていたので、
「何だそれ?」って思って聞いてたら、
子供の歌らしくない。

「何でこんな特別なフックもないような、
歌詞も大人向けとも言えるような難しい歌を、
子供たちが歌いまくっているのか?」

このことが疑問で、凄く気になってたら、
だんだんハマってきてしまい、
特に歌詞の「心遊ばせ あなたにとどけ」
って部分の語呂の響きと節回しにラップの韻を踏むような快感を感じ、
さらにヒップホップ調の強いビートなど、
「だんご3兄弟」の頃にはなかった
「ブラック・ミュージック」なるものが、
子供にも自然に根付いたんだなぁと。

コンピューターによる打ち込み音楽が誰にでも簡単にできるようになって、
最近はDTMでPCにアップしている層はとても多く、
この世界から逸材は登場している。

それは欧米のヒップホップやクラブ・ミュージック、ロックにも言える。
そして、日本ではボカロやその周辺に多い気がする。

その先鋭が「パプリカ」を作った米津玄師、
さらにTeddyLoid、
あいみょんもそうなのか?

その作る工程は、打ち込みという概念から考えると、
ビートからなのではないかと。
「先ずはビートありき」の音楽が、
ようやく日本にも根付いたのでは。

改めて米津玄師のCD「BOOTLEG」を何度も聞いてみた。
シンガーソングライターなのにリズムがブリブリ唸っている。
それが疾走しまくってる感に、音楽性は違うが、
往年のディープ・パープルのロジャー・クローバーとイアン・ペイスのリズム隊や、
アーチー・ベル&ザ・ドレルズの「タイトゥン・アップ」のリズム隊なんて思いだした。
(そう言えば元祖テクノ・バンドYMOも「タイトゥン・アップ」カバーしていましたね)。
そうそう「ドラムン・ベース」なんてのも久々思い出した。

そんな激しいビートの中で(とてもBPMが速い)、
間取りが絶妙で、とてもセクシー。
もう、生まれついたものがあるとしか言いようがない。
そして、その生まれついた時に、普通に宇多田ヒカルとか流れていた時代。
あと、カラオケの得点なんかで鍛えられた音感。

カラオケ、ボーカロイドやら、DTM音楽の土台、情報量が、
フォーク世代は言わずもがな、エイベックス全盛の90年代のころとも大違い。
その世代が21世紀になって19年。
ようやく血と肉になって出てきた。
それを自由自在に操り表現できる才能が米津玄師だと思う。

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