福岡のレコード買取:山の中から名盤を救出
福岡で中古レコード・CD専門店「アッサンブラージュ」を経営しております店長です。昨日も3件のレコード買取がございました。
お預かりしたのは、一見どこにでもあるような歌謡曲やクラシックの山。しかし、一枚ずつ確認していくと、その中に佐藤博や細野晴臣プロデュース作品、さらにはヤング・マーブル・ジャイアンツといった盤が紛れ込んでいました。
もしこれを見逃して一括処分していれば1,000円にも満たない内容でしたが、一点ずつ丁寧に査定することで、最終的に1万円以上の買取査定となりました。思わず見落とされがちな盤もしっかりと査定いたします。福岡での整理は、ぜひ当店へご相談ください。
エルヴィス講座、満員御礼!
そんな買取の合間を縫って、2026年3月20日(金・祝)、福岡市早良区の「ワールド・ミュージック・カフェ HiLo」にて「エルヴィス・プレスリー講座」を開催いたしました。地元のファンクラブの皆様や熊本からも熱心なファンの方々に駆けつけていただき、満員御礼の熱い時間となりました。
「個」の野生のパワーが世界をひっくり返した
講座の冒頭、私はこう切り出しました。
「今日は伝説の話を聞きに来たと思わないでください。メンフィスのトラック運転手だった一人の青年が、その喉と肉体という『個』の野生のパワーだけで、世界をひっくり返してしまった。その野蛮で美しい真実をお話しします」
エルヴィスは単に歌が上手かったのではありません。指先一つ、歌を止める「間」だけで数万人の呼吸を止めてしまう。バズ・ラーマン監督も再定義した、あの「場の空気を一瞬で変えてしまう超能力」。その正体こそが、彼の中に眠る野生のタイミングなのです。
「前の拍」が刻むハイブリッドリズム装置
プロギタリストの方からも鋭い指摘がありました。「エルヴィスは、リズムを前の拍(オンタイムより僅かに前方)で捉えている」と。
これこそが野生の正体です。上半身は前の拍でスイングの推進力を叩き出し、下半身は裏の拍でどっしりと粘る。名著『初期のジャズ』の著者であるガンサー・シュラーが説くジャズのスイングと、デルタブルースのルーズな荒さが、一人の体で同時に鳴り響く。彼は単身で機能する「ハイブリッドリズム装置」だったのです。
1975年、最先端を呼吸する音
ナッシュビルAチームの仕事(ブーツ・ランドルフのサックスやフロイド・クレイマーのピアノ)と比較しつつ、1975年頃の音にも注目しました。当時のTCBバンドは、ギターやホーンがニューソウルやサザンソウルの質感に肉薄しており、エルヴィスも決して過去の遺物ではなく、常に時代の最先端を吸収していました。
【当日のセットリスト】
1. Suspicious Minds / 2. Love Me Tender / 3. Hound Dog / 4. Baby Let’s Play House / 5. That’s All Right / 6. Trouble 〜 Guitar Man / 7. Night Rider / 8. VIVA Las Vegas / 9. U.S. Male / 10. A Little Less Conversation / 11. If I Can Dream / 12. If I Can Dream(Baz Luhrmann Film) / 13. Blue Suede Shoes / 14. The Wonder of You / 15. Burning Love / 16. An American Trilogy
福岡で20年、盤の真実を追う
「前の拍」のスイングとブルースの泥臭さ。これこそがロックンロール誕生の瞬間です。福岡で中古レコードを扱い続けて20年。改めて一枚の盤の向こう側にある真実を追求し続けたいと感じた一日でした。
大切なレコードの整理、買取のご相談はぜひ福岡のアッサンブラージュまで。一枚一枚、その価値を逃さず査定いたします。
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