ロックのレコードの買取が続いていますが、
最近、ハマってるのはジミ・ヘンドリックスです。
初期のエクスペリエンスがロックンロールでハード・ロックなら
バンド・オブ・ジプシーズなどの晩年は、
ブルース、ファンクとジャンルで分けるのはあまりにも難しい、
「ジミヘン唯一の音」と言えるでしょう。
混沌なところは電化マイルスとPファンクに、
ファンクなところはJBと言えますが、
中心はあくまでもジミのギターなので、
ようするに、こんなギター弾けるのはジミだけなので、
「ジミヘン」というジャンルになってしまってます。
エリック・クラプトンがクリームで近いことをやっていますが、
クラプトンが今の渋いスタイルになっていったのも、
ジミには敵わないと悟ったからでしょう。
フィルモア・イーストの完成された感じのタフネスな音、
ウッドストックでのブルース感覚、
ワイト島での絞り出すかのような悲壮感、
ジミのライヴはどれもこれも名作です。
若くして死んだから「伝説」になったわけでなく、
「伝説」を作り上げるだけに精魂尽きた、
燃え尽きた男の壮絶なるライヴ・アルバム。
「ロックの魂」なるものがあるとしたら、ここにあるものでは。
ロック、ジャズ、ブルース、ソウル、ファンクなど、
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