福岡市博多区でジャズ・レコードやDVDの出張買取でした。
ミュージシャンの方で音楽以外にも格闘技や映画の趣味もお持ちで、
とてもリラックスできた嬉しい買取でした。
人付き合いにしても、何にしても「フィーリング」は大切ですね。
「フィーリン」というジャンルが古いキューバ音楽にあります。
代表するのはホセ・アントニオ・メンデス。
ボサノヴァのようにギターで弾き語るスタイルですが、
彼が参加した「キューバン・ジャム・セッション」を購入しました。
所謂ジャズでいうアフター・アワーズで、デスカルガと言われ、
1956年に行われたこのセッションにホセ・アントニオ・メンデスも参加してます。
マンボ誕生の素となったこのセッションに、
先鋭を行くメンデスはどのようなギターを弾いたのでしょう。
まだ購入したばかりなので、
今後、じっくり聞き込みます。
その後、マンボが誕生して、
今度はサルサを生み出しますが、
その誕生もデスカルガです。
ティコ・オールスターズによるヴィレッジ・ゲイトのライヴ。
1966年です。
こちらにはマンボを生んだカチャーオやティト・プエンテも参加。
10年間で一気にキューバ音楽はアメリカで華を咲かせます。
「キューバン・ジャム・セッション」と
「ティコ・オール・スターズ・ライブ・アット・ビレッジ・ゲイト」。
その中間にはペレス・プラードが大旋風を巻き起こしています。
ペレス・プラードは3枚組のベストを購入。
この3枚は繋がっていると思いますが、
いずれも音だけを聞いて好んで買った「フィーリング」で選んだ3枚だけに、
お勉強的に聞くわけでないので、とても気持ち良い。
買った理由が「猛暑はラテン」だからだし。
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